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私は交際クラブ・デートクラブに登録しています。その交際クラブ・デートクラブで何人かの女性とデートしたのですが、たまたま相性が良かったのか、その中の髪を肩ぐらいに伸ばしたミディアムヘアの、ほっそりとした女性とやけに意気投合してしまったので、それから何回もデートするようになりました。
次第に、デートするだけの関係ではなくなり、一緒に夜を共にすることも増えてきました。私は結婚していたので、彼女との関係はいわゆる愛人契約と呼ばれるものかもしれません。
そんな彼女と、たまには周りの目を気にせずに、青空の下、腕を組んで一緒に歩きたいと思ったので、海外旅行をすることになりました。
交際クラブ・デートクラブに登録している男性の中にはそう思っている方も多いでしょう。
あまり遠いところだと、帰るのに時間がかかってしまうので、日本に近くて、ある程度日本語が通用する台湾に旅行することに決めました。
台湾に旅行することを彼女に相談したら「本当!? 台湾に旅行なんて、すっごい楽しみー!」と大はしゃぎで喜んでくれました。
台湾に行くとき、もちろん飛行機はファーストクラスだったのですが、彼女は初めてのファーストクラスだったらしくて「すごーい! 高級料亭の食事みたい! まだ台湾についてないのに、もう大満足しちゃった!」みたいな感じで、ファーストクラスを満喫していました。
いよいよ台湾の高雄国際空港に着いたのですが、最初の印象としては、さすがに沖縄よりもちょっと南にあるので、日本よりもだいぶ暖かいことに驚きました。
当たり前のことですが、周囲を見渡すと漢字を結構目にするので、キョロキョロと彼女が周りを物珍しそうに見回していました。
空港からタクシーで高雄の人工池の蓮池潭に行っていました。なんとここは観光のためにわざわざ人工的に作られた池だそうです。
そのほとりには、数々の色鮮やかな廟や塔が立っています。建物自体は東アジアらしい古風な趣なのですが、その色合いは絶対に日本では見かけることのないような、パステルカラーっぽい見た目なので、初めて見たときはかなり戸惑いました。
極彩色の虎と龍の塔は龍虎塔と言われるらしく、その二つの入り口は龍と虎の口の中に入るようになっているので、なかなか面白い作りをしているなと思いました。
言い伝えでは龍の塔に入ってから、出るときは虎の口から出ると、今までの悪行が浄化されると、伝えられているパワースポットのようです。もちろん龍から入って虎から出ました。
彼女も虎から出るときは「私達これでいい人になっちゃったね!」ということを言ってきました。まあ、本人がどう思うかが大事ですよね。ただ、虎の口から入って龍から出てしまうと、今度は災いが降りかかってくるそうなので、冗談で彼女が虎の口から入りそうになったので、慌てて止めました。
そこの橋はジグザグになっているのですが、それはなぜかと言うと、どうやら台湾の人たちは悪魔というのはまっすぐにしか進めないと考えているらしくて、悪魔が入り込めないように、わざとジグザグに橋を作っているそうです。その橋を上から眺めてみると、本当に直角にぐねぐねと曲がっているので、見応えがありました。
商売の神様である関羽と、学業の神様である孔子が祀られている啓明堂にも足を運びました。やはり日本では見られないような、色鮮やかな建物の雰囲気に圧倒されました。
もしかしたら、日本の神社仏閣でも、このような色合いをした建物は過去にあったかもしれませんね。時代が進むごとに色が風化してしまって、神社仏閣と言ったら地味な色合いが当たり前、という認識になっていったのでしょうか?
ヨーロッパの話ですが、古代ローマやギリシャの彫刻は本当は極彩色だったそうです。しかし、それを見つけた未来のヨーロッパ人は、色合いが抜けてしまった白い彫刻のイメージしかなかったので、極彩色の彫刻を発見したとしても、わざわざ白に塗り替えてしまったという逸話があるそうです。
台湾の極彩色の建物を見て、もしかしたら、過去に日本も極彩色の神社仏閣を作っていたのかもしれないと考えると、なんだか歴史を感じてしまってワクワクしてきます。
啓明堂で占う時にはちゃんとしたルールがあるそうで、まずは座りながら手を合わせて願い事を伝えるそうです。それをやってから、赤い柱の近くに束ねておいてある棒を一本取り出して、そこに書いてある数字をよく覚えておいてください。
その後三日月型の木へんを取って、願い事をしたところに再び座ります。その木へんを3回投げて、ふたつの木へんが表と裏とバラバラになるように落ちたら、成功ということになるそうです。二つとも表だったり裏だったりしたら失敗だそうです。
そうやって3回やって、3回とも成功したら、先ほどの棒の数字を調べることができます。棒がさしてある下の所に、おみくじのように引き出しがあるので、棒に書いてあった番号の場所をひきましょう。
そうすると本当に神社のおみくじのような紙が出てきます。彼女はどうやら中吉を引いたようです。私は大吉らしいくじを引きました。
やっぱり観光の後は食事ですよね、そこで、ノスタルジーに浸れるということで評判の、新台湾の原味というところで食事をすることにしました。
中に入ると、外国ですがまるで子供の頃にタイムスリップしたような、不思議な感覚を味わうことができました。
右を見ても左を見ても、外国らしさというものがなくて、ひたすら懐かしさを感じるような光景が広がっていました。
見た目は普通のレストランなのですが、なんだか昔のデパートの屋上にあったような雰囲気と言うか、昔はご馳走だったクリームソーダが出てきそうな雰囲気でした。
そんなノスタルジックな雰囲気に浸りながら、彼女と一緒に美味しい台湾料理を食べることができました。