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男性というのは、女性と比較すると弱音を吐くのが苦手な生き物です。若い男性の人は、昔に比べたら色々悩みを相談してくれるかもしれませんが、交際クラブ・デートクラブで出会うような、大人の男性は自分の悩んでいる事を、めったに他人に言ってくれません。
むしろ「弱音を吐いてしまったら、自分が負けしてしまう」とか「弱点を自らさらけ出すなんて、自分を引きずり下ろしたくて、うずうずしている奴らに、わざわざ、えさを与えたくない!」とまで思っています。
実際、立場が上に行けば行くほど、それを妬んで(なんであいつばっかり得をするんだ! 俺はこんなにうだつの上がらない人生なのに、あいつだけが成功しているなんて、そんなことは絶対に許さない! 何かあいつのスキャンダルになるようなことはないのか? 絶対にあいつを引きずり下ろしてやる!)というような考えをしている人は、必ずその人の近くに存在します。
そんな状況で、弱音を吐いてしまったら、大変なことになってしまいますので、立場のある男性は、なかなか他人に弱音を吐けないのです。
「家に帰ったら奥さんがいるんだから、奥さんに話して、溜まっているストレスを、リフレッシュしたらいいんじゃないの?」と考える人もいるかもしれません。
付き合いたてのカップルだったら、それも可能であるかもしれませんが、長年結婚生活を送っていた夫婦は、一言では表せないくらいに、問題を抱えているような状況になっているでしょうから、気軽な相談は逆にできづらくなっているのです。
もっとはっきり言ってしまうと、女性の人は信じられないかもしれませんが、男性は結論が出ない会話をあまりしたくないのです。交際クラブ・デートクラブを利用されている頭のいい男性方であれば特にそうかもしれません。
ですから(もしこの事を妻に相談したら、1話す前に、10の言葉が飛んでくるだろう・・・そんなこと処理しきれない、ストレスを解消しようと相談したら、妻の話でストレスが増えてしまう・・・)と考えてしまうのです。
ですから、家に帰っても男性はずっと黙ったままです。女性からすると「えー!? 信じられない! いっぱいコミュニケーションすればいいのに!」と思うかもしれませんが、やっぱり男性と女性の考え方が違うのです。
逆に考えてほしいのですが、男性が比較的好きな討論番組を、女性の方は聞いていたどう思うでしょうか? かなり嫌な気持ちになってしまうので、すぐにチャンネルを変えてしまうのではないですか? 女性の会話も、男性からすればそのような気持ちになってしまうのです。
男性というのは、悩みを一人で抱えてしまうものなので、一人で考えたいので、周りの情報をシャットアウトしてしまう習性があります。
あなたがアプローチしている男性が、そのような感じになってしまったら、どのように対応していいか困ってしまうと思います。
その時に「どうしちゃったの? 大丈夫?」みたいな声のかけ方はやめたほうがいいでしょう「え? どうして?」と思ってしまうかもしれませんが、やはり男性と女性では違うので、女性にやるようなやり方ではなくて、男性独自のやり方に変えていく必要があります。
男性というのは、ネガティブな感情の解決方法が、女性と全く違うのです。女性であればとりあえずともだちや、知り合いに情報共有していき、みんなから「そんなことあったんだ!? 大変だったねー! 応援しているから負けないで! 頑張ってね!」というように、みんなから励まされたら「よし! 頑張らなきゃ!」とネガティブから、ポジティブな感情になっていきやすいです。
それに比べて、男性というのは情報共有するのが嫌いです。あなたが、女性の解決方法のように、とりあえず情報共有を求めて、色々聞き出そうとしても、なかなか話してくれないと思います。
むしろ(なんで、そんなところまで話さなければいけないんだ! 一人でじっくり考えたいんだよ! もうほっとけよ!)とますます殻に閉じこもってしまうでしょう。
男性というのは、とにかく論理的に考えるのが好きなので、一旦自分で考えてネガティブな感情を、どのように解決するのか、ということを自分で考えなければ、なかなか納得することができないのです。
その時に女性は、どのような態度を取ればいいのかというと”放置しておく” です 「ふざけているんですか!」と怒鳴りたくなってしまうと思いますが、男性からしたら、このような態度をとってほしいのです。
女性からしたら信じられないかもしれませんが、放っておくという態度は冷たいように見えるかもしれませんが、男性からすると(俺のことを、ちゃんと信頼してくれているんだな)というようなメッセージとして受け取ります。
逆に「大丈夫? 顔色悪いけど何かストレスがあるんじゃないの? 応援しているから、なんでも悩んでいる事を話してね?」みたいなことをいちいち言われると「うるさいよ! しばらく一人で考えたいから、ほっといてくれよ!」となるのです。
そんな風になってしまうと「何よ! せっかくこっちが心配してあげているのに、何でそんな態度をとるのよ! 私がどれだけ心配しているのかあなたはわかっているの!?」となって、一人にしてほしい男性は「それが余計なことなんだよ! 何もしなくていいから、ほっといてくれよ!」
ということになって、最終的には別れるということになりますので、悩みが解決するまで放置していた方がいいのです。
女性はなかなか難しいかもしれませんが、信じて待っている姿勢を見せることができれば、男性は(本当に信頼できる女性を見つけることができた)と感動します。
もしどうしても、励ますような言葉をかけたいのであれば、その男性の才能を褒めたり「ああ・・・あなただったら大丈夫ね! 今までやってこれたんだから!」というような言葉をかけてあげましょう。これを実践すれば交際クラブ・デートクラブで知り合った紳士の方々からも、きっと2回目のデートに誘われますよ。