男女に出会いについて | 交際クラブ(デートクラブ) Complete Guide

男女の出会いについて

　男女の出会いとは一体どういうものだろう。正直なところを申し上げてしまえば私にはよくわからないというのが本音である。だが、わからないものをわからないといってしまったらそれで終わりだ。時として自分にはわからないことを考えてみることも人生にとって必要なことでもある。少しだけ考えてみよう。

　 男女が出会う場とは一体どこだろう

　一番ポピュラーな出会いの場は学校や職場だろう。大抵の人はそこで過ごす時間多いのだから当然といえば当然だ。恐らくそれはインターネット上のコミュニティが発達した今でもそれは変わらないのではないか。過ごす時間が多いのなら必然的に仲良くなるきっかけも起こりやすくなる。

　 インターネット上での出会い

　ここ十年くらいでインターネットでの出会いもかなり大きいものになっている。交際クラブなどを利用しているという方も少なくないではないか。

　インターネットにおける出会いは手軽であると同時に危険なものでもある。メッセージのやり取りだけで当然、ビデオ通話などであってもその相手のことがわからないことも多い。現にここ数年で巨大になったSNSでの出会いにおいて発生したトラブルも意識的に見ようとしていなくても目にしてしまうくらいだ。

　危険を避けるために考えておきたいこと

　だが、危険なことばかりに目を向けても仕方がない。インターネットはもうすでに我々の社会に深く入り込んでおり、今さらそれなしで生活するなど想像もできないほどだ。必要なのは正しい使い方となにが危険なのかを知ることではないかと思う。

　なによりインターネットを使っての出会いのいいところといえば、自分と同じ趣味を持っている人を簡単に見つけられるということだ。少し前だったら匿名性の掲示板などである程度のリスクを承知で行うしかなかったやり取りを、いまではさらにレスポンスに優れたやり取りをツイッターやフェイスブックなどで行えるようになっている。

　ツイッターは匿名性だが実名登録が基本のフェイスブックでは不安要素である相手のこともある程度の透明性が保たれているといえるだろう。グーグルで検索してみるのもいい。過去になにか問題になっているのならそれがなんらかの形でその情報が残っている、ということも充分あり得る。

　普段SNSでどのようなことを発信しているのかも相手に関する判断のひとつになるだろう。自分に対してはそうではないが、別の誰かに対してとんでもない問題行動をしていた、ということもあるかもしれない。

　無論、それだけで判断するのは早計だが、一切の情報なしに交際クラブをはじめとしたインターネットコミュニティを利用して出会おうとするならばやっておいたほうが無難だろう。

　インターネットで出会うことは禁止すべきか？

　男女の出会いは昔からある形のほうがいい、インターネットで出会いを求めるなど言語道断だという人も少なくないはずだ。私自身も多少そういった感情がないとはいえないし、話が合う、普段ツイッター上ではよくしてくれているからと言ってみだりに会うのはいいとは思わない。

　だがそれを全面的に禁止すべきとはまったく思わない。ネット上で出会った人と実際に顔を合わせてみるのは法律で禁止されていることではないし、そもそも権力がそれを禁じるというのはあってはならないことのはずだ。

　とはいっても未成年の場合はある程度禁止する必要があるかもしれない。大人なら適切に下せる判断も、未成年の場合ではできないわからないということは非常に多いからだ。ネット上で出会うにあたって、起こるかもしれないトラブルを減らすために必要なのは情報リテラシーの教育の徹底することだろう。

　スマートフォンの所有が当たり前となったいま、ダメだダメだと上から押さえつけているばかりではなにもならない。禁じられているから逆にやってみたくなった、ということもあるはずだ。そもそもどんなことであっても完全・完璧に防ぐことは不可能である。

　ならば、どうしてこれをやったらいけないのか、これをやったらどんなことが起こりえるのかをしっかりと教えることが必要だと思う。こういった教育の徹底ができればいずれネット上での出会いに関するトラブルは次第に減っていくのではないか。未成年のうちにそういったことを知るのは絶対にマイナスになることはない。ただ、反射的に禁じるよりよっぽど効果は出るはずだ。

ネット上での出会いは必ずしもすべてがいいものでもなく、すべてが悪いものでもない。人生の転機となるいい出会いがネット上で起こるのは誰に身にも起こりえる。いや、どのようなことにだっていいこともよくないこともあるという事実を知るのが一番大切だ。

　交際クラブなどで起こりえるインターネット上における出会い関係のトラブルはこのような無知が原因ではないかと思う。

　これはインターネットが急速に拡大したことで起こってしまった弊害の一つなのかもしれない。もう起きてしまったことはどうしようもできないが、これから起こるかもしれないことは防ぐことは可能なのだ。

　結び

　ネット上での出会いは怖いこともある。だからといってなにもかもが悪いというわけではない。適切なやり方を知ることができれば自分を変えるような素晴らしいことだって起こるかもしれない。いい悪いいかに適切に見抜くことができるようにするのが一番大事なことではないかと思う。