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メールをはじめ、LINE、インスタグラムなどのSNSに至るまで、コミュニケーションツールは目まぐるしく変わり、男女のやり取りも時代とともに変わってきました。
交際クラブ・デートクラブにご在籍の皆さんも、家族に取り次いでもらう家電やひとり暮らしの留守電、待ち合わせには駅の伝言板に公衆電話、ギャル世代を過ごした方ならポケベルにピッチ、なんてちょっと味のある文化だったな、なんて懐かしく思う方もいるのではないでしょうか。
現在の中高生、大学生とお話していて驚くのは、LINEのIDは知ってるけど、彼氏彼女であっても電話番号を知らない、という方の意外と多いことです。
まして恋人の住んでいる部屋の住所を正しく知っているなんて最早ストーカー扱いされかねません。
それでいて恋人の既読無視や未読無視には時に悩み、心痛める時代なのです。
さらに告白もお別れの言葉もLINEで済ます、SNSで知り合ってお付き合いすることになったけれどまだお相手に会ったことがない、ともなるといよいよ理解し難いものがあります。
こういった皆さんから恋愛相談を受けた時は、お二人の距離を縮めるために時々電話で話してみてはどうですか、というアドバイスをさせて頂くことがあるのですが、やはりそれに抵抗を感じる方も少なくありません。
改めて強調するまでもなく、メールやSNSの情報の多くは文字、多少良くても画像です。
人間が言葉によってコミュニケーションを取り、コミュニケーションが人間関係に重要なことは否定の余地がありませんが、人と人のご縁がインスタントになってしまってきていることもまた現実です。
そしてこのお手軽なコミュニケーションに慣れれば慣れるほど、面と向かった時にどうしてよいか分からず、上手にコミュニケーションが取れない結果、人間関係が希薄になったり浅いお付き合いが多くなったりもしています。
それはすでに広く知られている通り、人は言葉以外の情報、表情や仕草、言い方のニュアンスなどほんのちょっとした変化から複雑な情報を汲み取って、より深い理解を得ているからなのです。
日本では特に察しの文化と言われますが、世界共通、言葉の行間を読むということが円滑な人間関係には不可欠だと言えるでしょう。
とはいえ、四六時中会って話すことが出来ない交際クラブ・デートクラブで出会ったお相手や、恋人にとって携帯電話は今や欠かすことの出来ないツールです。
メールやLINEも、会っていないお互いを繋ぐのに重要な役割を果たしてくれています。
その文字の向こう側には確かに好きな人がいて、言葉をやり取り出来ることには価値があります。
だからこそ、そこでもう一歩進んで、声で会話することをお勧めする訳です。
あまり電話で話さない方にとって突然「電話しよう」と言い出すには抵抗があるかもしれません。
そういう場合には、最初はLINEやメールでお相手からすぐに返信があるタイミングで「ちょっと電話しよう」と投げかけてみれば良いのです。
当たり前のことですが電話はお互いの時間を拘束するので電話に出られない時や、話をしている時間がない時もあります。
でもポンポンとメッセージをやり取りできるタイミングであれば電話で話すことも出来るタイミングであることが多いはずです。
内容は文字でのやり取りと全く同じで問題ありません。
それでも前述の通り、文字では正しく伝わりきらないニュアンスがより正しくお相手に伝わるのです。
また、声を聞いただけで安心する、といった場面もきっとあるでしょう。
文字よりも声の方がよりそのお相手の「個」を感じることが出来るので、存在を一層近く感じることが出来るのです。
気を付けなければいけないのはやはり、電話しているときはお互い電話にかかりきりになってしまうという点です。
つい楽しくて1時間、2時間と長話をすることはお勧めしません。
例えばお相手に何か悲しいことがあった時でどうしても会いに行けない時、などの事情があればともかく、他愛のない日常会話を長々と、頻繁にしていると「やっぱり電話って疲れるな」という悪いイメージになってしまいます。
せっかく距離を近く感じられるのに悪いイメージを与えては元も子もありません。
ほどほどに切り上げることが良いコミュニケーションのコツだとも言えます。